河出書房新社/2015年
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ごく普通の景色なのに、何もしないで通りすぎることができない風景。遠い記憶の隅にあったかもしれない空の色。わけもなく胸をドキドキさせながらシャッターをきる瞬間。想いを言葉にすると、壊れてしまいそうな気配。どれも特別なことや特別な場所ではないのだが、どうしても気になるシーンに出会うことがある…
(写真集『PASSING』より)。
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